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地震保険での勘違い~基礎のひび割れには注意!~





本日は地震への備えである保険、「地震保険」について、多くの人が勘違いしていることを書きたいと思います。

目次

損害認定の対象になるのは木造建物だけ

地震保険の損害認定については、「地震保険損害認定基準」というものに従って行われます。

この中の基準の一つに、建物の主要構造部の損害を認定する方法があります。

津波による被害を除けば、ほとんどがこちらの認定方法となる為、

地震保険は一般的に、「主要構造部の損害しか補償されない」と言われたりします。

そしてその主要構造部の認定基準ですが、木造建物非木造建物で着目点とその認定方法が異なります。

ここでは、その認定基準・方法については割愛しますが、

今回のテーマである「基礎のひび割れ(クラック)」については、

木造建物でしか損害の対象として見られません。

鉄骨造や鉄筋コンクリート造等の非木造建物については、基礎に着目する考えが無く、

簡単に言うと、建物全体の沈下や傾斜の程度を調査したり、外壁の損傷や開口部の歪みなどといった点を見ていきます。

詳しくお知りになりたい方は、「地震保険損害認定基準」というキーワードで調べていただくと、各保険会社の契約のしおりが閲覧出来ると思いますので、そちらを参考にしてみてください。

マイホームが鉄骨造の方は注意

地震保険で保険金を支払う場合は、

損害が「全損」 「大半損」 「小半損」 「一部損」 に該当する必要があります。

ここでも詳しい説明は割愛しますが、この中で一番損害の小さい「一部損」について見てみると、

建物の時価額の3%以上20%未満の損害となっています。

もし、基礎のひび割れを想定してこの「一部損」狙いで地震保険に加入し、勘違いされていた方(木造以外のマイホーム等所有)がいたら要注意です。

大手のハウスメーカーなどは、かなり頑丈な作りである軽量鉄骨造の住宅を多く供給しています。

ですので、大きな地震が来た場合でも、主要構造部はそれほど損傷を受けることが無く、一部損の認定までいかないことも考えられます。

そんなこともあり、知識の浅い営業マンが、

「でも基礎のヒビ割れくらいはあるかもしれません」

「ですので一部損にはなる可能性があります」

といった誤った説明をしているかもしれません。

繰り返しになりますが、非木造である軽量鉄骨造において、基礎のヒビは損害認定の着目点ではありません。

ですので、当然基礎の損害だけでは一部損にはなり得ません。

ちなみに、このような会話は実際に私も横で聞いたことがあります。

ハウスメーカーの営業マンは保険に関しては知識が深く無い場合がありますので、このように間違ったことを言うことは事実として意外と多くあるのです。

いずれにせよ地震保険には加入しましょう!

さて、前述した通り、頑丈な建物は大きな地震でも損傷を受けにくいです。

ですが、地震保険には必ず加入してください。

これは、マイホームでも投資用不動産でも同様です。

それは何故かというと、単純に何があるか分からないからです。

実際に熊本の大地震では、未知の活断層の真上にあった建物が、御気の毒に「全損」となってしまったそうです。

この建物は、大手有名ハウスメーカーで建築された物で、その頑丈さは知られたものでした。それでも活断層の真上では耐えられなかったようです。

一生に一度の大きな買い物であるマイホーム。あるいは借金をして投資した収益アパート。いずれにしても壊れてしまっては人生が台無しです。

このようなリスクを回避する為にも、繰り返しますが地震保険には必ず加入しましょう!

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