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元利均等と元金均等の違い~住宅ローン返済方法の特徴~





今回は、住宅ローンの基本的な知識である
元利均等返済」と「元金均等返済」の違い・特徴についてご説明したいと思います。
そのうえで、どのように考えてそれらを選択すべきであるのか、一緒に見ていきましょう。

まずは、それぞれの特徴をメリット・デメリットというかたちで簡単に表にしてみました。



表では特徴を簡潔に書いてありますが、以下ではもう少し補足をさせていただきます。

目次

完済まで返済額が一定の「元利均等返済」

元利均等返済は、返済開始時から返済終了時まで、毎回の返済額が均等(一定)になっている返済方法です。
こちらのメリットとしては、その通り将来にわたって返済額が変わらない点が安心なことです。
また、変動金利によって金利が上昇した際も、5年間は返済額が変わらず、
変動率も5年ごとに1.25倍までと制限があります。
これにより、元金が減らないリスクはありつつも、返済が急激に家計を圧迫するリスクは回避出来ます。

元本をどんどん返す「元金均等返済」

元金均等返済は、返済開始時から返済終了時まで、毎回均等に元本を返済する返済方法です。
こちらの返済方法は、毎月確実に元本が減っていきますので、総返済額が安く済むということが最大のメリットとなります。
一方、デメリットとしては、均等割りした元本にプラスして利息が毎回の返済に上乗せされるので、返済初期の返済額は元利均等返済よりも高くなります。
また、変動金利によって金利が上昇した際に、返済額が上昇するリスクがあります。
元利均等返済のように、5年間返済額が変わらない点や、5年ごとに最大1.25倍までしか返済額が上がらない措置が、元金均等返済にはありません。

シミュレーションによる双方の比較

次に、実際に例を挙げてシミュレーションによる比較をしてみましょう。
◆借入額:3,000万円
◆金利:1.2%(ここでは固定とします)
◆返済期間:35年

以上の例では、元金均等の総返済額が約44万円少なくなりました。
上記シミュレーションでもそうですが、現状大変金利が低くなっている状況でこの金額差です。
これがもっと高い金利だった場合、より顕著に数字に表れてきます。
一方で元金均等返済は、15年目くらいまで、返済額の負担が元利均等返済よりも大きくなりました。
このようにシミュレーションからそれぞれの特徴を見ることができます。

まとめ~自分のライフプランに合った返済方法を~

では結局どちらの返済方法を選択したら良いのだろうか。
よく言われるのが、「元利均等と元金均等はどちらが得なんですか?」ということです。
皆様もうお解りかと思いますが、どちらがお得かと言われれば、
総返済額が少ない元金均等返済になります。
上記の例でも、総返済額が約44万円少なくなっていますよね。
でも、裏を返せば、35年間でたった44万円しか変わらないわけです。
それよりは、「子育てにお金の掛かる時期に、返済額が1万円安い」ほうが嬉しい方もいるかもしれません。
それでいくと元利均等が良いかなとも思ってしまうわけです。
ですので、ご自身のライフプラン・家計と向き合い、それぞれの時期における返済額を見ながら、その負担がどの様に自分にのしかかってくるかを見極めましょう。
その一方で、変動金利による金利上昇のリスクなども考慮し、どこまで元金返済のスピードを速めたいか、そこも踏まえたうえで返済方法を選択したら良いでしょう。
もしご自身だけでは不安で、詳しく相談したいという方は、ぜひお問合せください。
いつもながら、皆様の家づくり・ファイナシャルプランニングが上手くいくことを、お祈りいたしております。

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